凛とした雪国秋田が醸し出す
よこて発酵美食旅
よこて発酵美食旅
発酵のまち 横手
OUTLINE
米どころ秋田の県南部に位置する横手市。夏は暑く、冬は雪深い地だからこそ根付いた文化がここにある。保存食として代々受け継がれてきた発酵食。食材をより美味しくする技が今もこの地で受け継がれている。
発酵文化とは?
雪深く、長く厳しい冬という地理的条件も、食品を保存するための生活の知恵として、こうじを使用した発酵技術が盛んになったと言われています。
日本酒
酒造りにかかせない、米と水に恵まれている横手市。技術を磨いた、杜氏が伝統を受け継ぎ、丹精込めて作っています。市内には5蔵あり、2月下旬には新酒を味わうことができます 。
漬物
冬は雪に閉ざされた豪雪地帯であるがゆえに、食料を長く貯蔵・保存する知恵が育まれてきました。そのなかで、漬物は多くの種類がつくられ、代表的ないぶりがっこなど、横手の食文化にはかかせないものとなりました。
麹
盆地特有の気候風土は、質の良い米と、農産物が育つ好条件にあります。清らかな水で育った米から作られる「こうじ」をつかった文化が古くから生活に根付いてきたといわれています。
味噌
米麹をたっぷり使った甘さが特徴の味噌。美味しい水と米で作る麹が今地域の食卓を支えています。