出羽三山湯殿山の奉納神楽が起源とされ、その後歌舞伎や狂言の影響を受けながら300年にわたって仁井田新山神社の神楽として受け継がれたものと伝えられます。明治期に一度衰退した仁井田番楽を復興させた初代師匠石田茂吉の出身地(横手市増田町八木)の影響も大きいといわれます。
概要
日程
9月7日
内容
歌詞が文化的
番楽は古雅荘重の調子があり、歌詞が非常に文学的であり、舞が変化に富んでいることが特徴とされます。はやし方には、笛・太鼓・手びら鉦(がね)などがあり、錫杖や獅子笛も演目の中で使われています。
5つの歌
まず、新山神社で「打ち鳴らし」「みしま」「獅子舞」「小若の太刀舞」「御神楽」の5番が奉納され、その後、仁井田コミュニティセンターで「五調子」「信夫太郎」「弁慶牛若」といった11番が上演されます。子供たちが演じる「花番楽」は特に人気があります。現在は仁井田番楽保存会によって保存・継承がなされています。
会場・アクセス
- 仁井田新山神社 (横手市十文字町仁井田屋布西66)
お問い合わせ
横手市まちづくり推進部十文字地域課
TEL 0182-42-5119
横手市教育委員会文化財保護課
TEL 0182-32-2403