雄物川の2つの支流、成瀬川と皆瀬川の合流地点に位置する増田は、古くから産業・交通・物流の要として栄えてきました。商店街には明治・大正・昭和初期の商人地主が築いた町並みや蔵が現存し、朝市のにぎわいとともに往時の様子を伝えています。
日の丸醸造
元禄2年(1689)創業。秋田藩佐竹侯の定紋にちなんで命名されました。店舗や麹蔵などは明治末期の建築。増田唯一の醸造元となっています。
漆蔵資料館
元豪商小泉家の内蔵。みごとな漆塗りに仕上げられています。現在は、七代佐藤養助商店(稲庭うどん)の資料館。入館無料。食事もできます。
旧石田邸
増田の素封家石田理吉氏の旧邸宅。昭和12年頃の珍しい木造三階建築物で、建設に一年数ヶ月を費やしたといわれています。長い間の風雨に耐え、当時の容姿を今もそのまま残しています。県内でも数少ない貴重な建物です。
横手市増田町中町七日町周辺
(一社)増田町観光協会 TEL 0182-45-5541