食文化体験〔調理実習&特産品のお土産&感動 付き〕

~横手の食に惹かれて~

ヒト・モノ・コトをコーディネートする事業をしている(株)ワンダーマート社長のたなかのりこさん。農業に関わったことをきっかけに、「食」なら夢中になれるだろうと思い、フードコーディネーターの資格を取得、起業したそうです。「今振り返ってみると、昔から食に関わる機会が多かったように感じる」と素敵な笑顔で話してくれました。

~食文化体験~

横手の地形から、なぜこの地にこんな食べ物ができたのか、話を聞くところから体験がスタートしました。
「え?そうなの?」というような発見がたくさんあります!

例えば「フクタチ」
東北では春をつげる野菜と言われ、「フクタチ」は品種ではなく、白菜などの春の新芽を意味しているそうです。私は、よくスーパーや産直コーナーで購入していましたが、「フクタチ」という野菜だと思っていました。。。。(^^:)
「福が立つと書く、とても縁起のいい野菜なのよ」と、のりこさんは教えてくれました。
このほかにも、楽しい話をたくさん聞いて、買い物や食事をするときの食べ物に対する見方が少し変わるような、そんな素敵なお話でした。

~調理体験~

食文化のお話の後は実際に伝統料理を一緒に作ってみます。
旬の食材を使うので、その日によってメニューは異なりますが、今日は「セリ蒸し」。
秋田県の人には馴染み深い料理ですが、若い人は作れる人が減ってきているそうです。
セリ蒸し=お母さんの味といったイメージでしょうか。あまり丁寧な料理は苦手な私ですが・・・「大丈夫よ!」と励ましていただいて、料理教室が始まりました。

セリの切り方と、葉・茎・根に分けておくことがポイントです!県南地域ではセリの根の部分も食べますが、土や汚れを綺麗にするために、根と茎の部分は縦切りにします。あとは、油揚げと、糸こんにゃくと一緒に蒸し焼きにして味を付けていきます。食感にもバラつきがでないポイントなども教えてもらいながら、あっという間に「セリ蒸し」の完成です!

~ランチタイム~

自分で作った「セリ蒸し」のほかにも、のりこさんが作ってくれた、伝統料理の数々でランチタイム!

セリ蒸しおいしい!感動です!
全てがおいしいのはもちろんですが、「身体にやさしいな~」と素材の味を楽しみながら「この食材は何ですか?」「味付けは?」などと会話がはずみます。

魅力

横手市で育まれてきた食文化に驚きと気づきがあり、また、のりこさんの人柄に触れて、どこか懐かしい心温まる時間を過ごすことができます。
旅の素敵な思い出づくりに、食文化体験をしてみませんか。

基本情報
内容日本の山がもたらす四季の風景・気候に合った食材について講義します。
食材の保存と加工、楽しみ方(食べ方)について学習します。また、秋田の伝統料理を調理し試食していただきます。
他体験プログラムをHPに掲載しておりますので、ご覧下さい。
住所〒013-0071
秋田県横手市八幡字八幡147
所要時間240分(時間については応相談)
定員6人
1名当たりの体験料金1人10,000円(2人1組より受付) ※時間等は応相談
予約実施の1週間前まで申込
TEL電話:0182-33-5103 FAX:0182-33-5103
HPhttps://wandama.co.jp/