ハイブリッド和菓子づくり体験
~受け継がれて来た味と想い~
創業120年の菓子店「小松屋本店」。3代目の小松貞吉さんと、4代目となる啓亮さんが、先代から受け継がれてきた味を今も大事に守りながら、時代に合わせた新しいお菓子づくりにも挑戦してきました。
今日は、啓亮さんに話をうかがいました。高校卒業後は上京していたが、「故郷のために何かできないか。父の仕事を継ぎたい」と思ったことをきっかけに、6年前に横手に帰ってきたそうです。「菓子作りは難しく、奥が深かった。でもやりがいを感じた」と話す啓亮さん。今は、新商品の開発や和菓子づくりの勉強に励んでいるそうです。
~ハイブリッド和菓子づくり体験~
小松屋本店と横手のまちの変化について、店主の息子の小松啓亮さんが説明してくれるところから体験が始まりました。掛け合わせによって生み出されるモノをハイブリットと呼ぶそうで、そんな説明もしてくれ、このネーミングにも納得していました。
和菓子店として創業した小松屋本店。2代目が開発した「アイスドリアン」は、今では小松屋本店の代名詞ともいえる商品となっているそう。都市整備により現店舗に移転した後は、3代目が洋菓子をメインに販売し、「幼虫チョコ」が大ヒット商品となり、店内のガラスケースには、幼虫シリーズが並んでいます。
和菓子職人さん登場!練り切りについて説明を受けます。練り切りとは、代表的な和菓子の一つ。練り切りあん使う生菓子のことだそうです。職人さんがお手本を見せてくれました。あっという間にお花が完成しました!手の中で外側のあんをクルクル回すことで、中に入れるあんを包み込むという技。原理は分かるのですが・・・うまくいきません・・・。職人さんが手直ししてくれます。そして、外側の模様をつけ、葉っぱを乗せれば完成です!職人さんが作った練り切りもプレゼントしてくれます!
続いて、この店で話題になっているという昆虫シリーズ和菓子「いもむしゴロゴロ」。先ほどと同じように職人さんのお手本から。あっという間に完成です!とてもリアルです・・・。いざ!挑戦!さっきよりも、コツをつかんだような気もするのですが、やはり苦戦します。なんとか形を整えるもらい、模様や顔のパーツを作ります。完成です!いもむし・・・。リアルですが、可愛く思えてくるのです☆
撮影スポットを用意してくれているので、葉っぱに乗せて写真を撮ってみました!リアル~~~!!
職人さんが作ってくれた練り切りもプレゼントしてもらい、思い出と一緒に持ち帰ることができました。
魅力
小松屋本店の歴史とともに、時代の流れを知り、どこか懐かしい気持ちになります。受け継がれてきた職人技を目で見て体験することで、お菓子づくりにこめられた思いに、心があたたまりました。
旅の素敵な思い出づくりに、小松屋本店に立ち寄ってみませんか。
内容 | 創業120年の菓子店「小松屋本店」。先代から受け継がれてきた技と味を学び、横手市の時の流れを感じながら体験できます。 |
住所 | 秋田県横手市田中町9-17 |
所要時間 | 90分 |
定員 | 応相談 |
1名当たりの体験料金 | 3,000円 |
予約 | 実施の一週間前 |
TEL | 0182-32-0369 |
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